谷郁

指揮

国立音楽大学声楽科卒業、声楽コース及び合唱指導者コース修了。
卒業後、2011年より合唱指揮を学ぶために渡欧。ウィーン国立音楽大学指揮科（合唱指揮及びオーケストラ指揮専攻）を経て2017年にグラーツ国立音楽大学大学院合唱指揮科を修了。
留学中にはウィーンを中心に、アーノルド・シェーンベルク合唱団、ウィーン楽友協会合唱団(Wiener Singverein)、シュテファン寺院ヴォーカルアンサンブルの合唱団員として、アーノンクールをはじめとする多くの著名な指揮者及びウィーンフィルやベルリンフィル等のオーケストラと共演を重ねた。
国内外で行われるマスターコースやコンクールにも数多く参加し、これまでにMorten Schuldt-Jensen, Simon Halsey, Daniel Reuss, Hans-Christoph Rademann, Josep Vila i Casañasらのもとで学ぶ。2016年第五回若い指揮者の為の合唱指揮コンクール（東京）第2位、同年第７回合唱指揮コンクールTowards Polyphony（ポーランド）にて審査員特別賞及び、ポーランドルネサンス音楽部門でのベストパフォーマンス賞を受賞。さらに特別賞として、プロ合唱団NFM Choirからの招聘を受け、2018年2月にポーランドで客演演奏会を行った。
文化庁新進芸術家海外研修制度平成２８年度研修員。
これまでに声楽を坂本晶子、伊原直子、秋葉京子、Helena Dearing、Maria Loidlの各氏に師事。合唱指揮を花井哲郎、Erwin Ortner、Johannes Prinzの各氏に師事。
現在は日本で合唱指揮者として活動し、vocalconsort initium、Hugo Distler Vokalensemble、Tokyo Bay Youth Choirの常任指揮を務めるほか、数多くの合唱団の指導や客演指揮を行っている。