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ピアノ・ディスタンス

南部由貴

「ソーシャル・ディスタンス」という言葉が聞かれるようになった昨年1度目の緊急事態宣言下に取り組み始めた「ピアノ・ディスタンス」。#わからないフェスにおいて、ようやくホールの舞台で演奏することができました。響きの緊張感や残響の移り変わりまでも感じていただけたらと思います。

1961年の作品。タイトルに特別の意味は込められていない。3秒ごとに小節線が区切られ、強弱やペダルの指示が細かく記されている。西洋音楽が踏襲してきた様式や構造はそこにはなく、調整や規則正しいリズムもない。
研ぎ澄まされた音が並び、奏者・聴衆ともに異空間のような世界に引き込まれる。

「言葉というものは、ものを正確に名指すのが本来の機能であるのかもしれないけれど、言葉はそれだけではなくて、なにかある運動を起こすもの、つまりその言葉に接することによって人の内部に波紋というか、あるいは振動を起こすものでなければいけないと思う。それで音楽というものも、人の内面に入っていって振動を与える、それから変化を与えるものでなければならないだろうと思うのです。」(「音と言葉の多層性」『音楽を呼びさますもの』武満徹著)

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ピアノ・ディスタンス

南部由貴

「ソーシャル・ディスタンス」という言葉が聞かれるようになった昨年1度目の緊急事態宣言下に取り組み始めた「ピアノ・ディスタンス」。#わからないフェスにおいて、ようやくホールの舞台で演奏することができました。響きの緊張感や残響の移り変わりまでも感じていただけたらと思います。

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