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未知の旅 / めぐりめぐってめぐる / まことのメガネ

企(とも)

企は、auditoriumの第1回特集にてオリジナル曲を発表しました。(「繋ぐ」詩: 田村幸代、曲: 渡辺研一郎、「眠れぬ夜に」詩: 鏑木綾、曲: 渡辺研一郎)
今回は、第2回特集のテーマである「ひらく」をもとに、メンバーそれぞれが詩と曲の両方を手がけました。偶然か必然か、三者三様の作品が出来上がりました。互いの感性に触れられるのは、我々にとっても面白いものでした。

未知の旅
作曲:田村幸代  編曲:企(とも)  作詞:田村幸代

めぐりめぐってめぐる
作曲:鏑木綾  編曲:企(とも)  作詞:鏑木綾

まことのメガネ
作曲:渡辺研一郎  編曲:企(とも)  作詞:渡辺研一郎

演奏:鏑木綾(歌)田村幸代(歌) 渡辺研一郎(ピアノ)


【未知の旅】
詩:田村幸代

知らない言葉
聞き慣れない音
見たこともない景色
触れたことのない感触

私とは違うもの
私には無かったもの

それは
森を抜けて
海を越えて
雲を突き抜け
空を駆け巡るように

私の中をぐるぐると回っていって
やがて 満たされていく

ゆっくりと広がっていく
心の隙間を埋めるように
ゆっくりと拓かれていく
新たな自分へと

だから 私は旅をする

世界は広いのに
心は一つしか見つめられない
一つ一つを重ねて
日々を織り込んで
青い枝葉を広げて生きていきたい

※作曲にあたり、一部カットしております。


【めぐりめぐってめぐる】
詩:鏑木綾

まぶたを
カーテンを
部屋のドアを
こともなげに くりかえす

蛇口を
棚の扉を
冷蔵庫を
なんてこともなく くりかえす

だれかのそれは
きみにはあれかもしれない
きみのそれは
だれかにはあれかもしれない

ひとつずつ うけとめて
ひとつずつ みつめて
ひとつずつ さわって
ひとつずつ たしかめて
のみこむかは

冷蔵庫を
棚の扉を
蛇口を
こともなげに
くりかえす

部屋のドアを
カーテンを
まぶたを
なんてことなく
くりかえす


【まことのメガネ】
詩:渡辺研一郎

努めて笑った 力の限り
嘘が出るたび 翻る心
「きっと報われるのだから」
思わせたのは その道の大人(ひと)

白黒のツール 俯いたミューズ
プロフェッショナル 
プロフェッショナル なのか

まことのメガネで見るなんて
もうたいそう面倒なこと
見えている それ
当たり前の ひだり


初めて笑った きみもぼくも
震えるクラゲ 思い出すキツネ  
「すべて忘れてしまうのです」
味わえたのは 陰のない皆

あなたこそゴール 微笑んだミューズ
プロフェッショナル
プロフェッショナル ならば

まことのメガネで見てみよう
こどものときだけ持つ魔法
見えてきた そら
起きる前の ひがし

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Total
12:11

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未知の旅 / めぐりめぐってめぐる / まことのメガネ

企(とも)

企は、auditoriumの第1回特集にてオリジナル曲を発表しました。(「繋ぐ」詩: 田村幸代、曲: 渡辺研一郎、「眠れぬ夜に」詩: 鏑木綾、曲: 渡辺研一郎)
今回は、第2回特集のテーマである「ひらく」をもとに、メンバーそれぞれが詩と曲の両方を手がけました。偶然か必然か、三者三様の作品が出来上がりました。互いの感性に触れられるのは、我々にとっても面白いものでした。

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